東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
慢性腎障害 5歳のノアちゃん
2017年03月10日 (金) | 編集 |
5歳のアビシニアンのノアちゃん

今年に入って何となく調子が悪い・・・

食欲がなく、痩せていき、いつもだるそうに寝てばかり。。。

飼い主さま、ノアちゃんを病院に連れて行かれました

各種検査を行い、わかったこと。

・腎臓がものすごく悪い・・
・片方の腎臓が機能していないようだ。
・入院して静脈に輸液を流す必要がある。


突然の診断に飼い主さまの動揺は隠せません。。

まさか。そんなことってあるの??

でも、ノアちゃんに元気になって欲しくて、入院させました。

4日間治療し、ノアちゃんは食事もよく食べ、元気になってきたとのこと

しかし、血液検査ではおもったほど下がりませんでした

一旦退院し、ひとまず通院治療に切り替わりました。

しかし

全くつかまらないし、挙げ句の果てには飼い主さま、生まれて初めてノアちゃんにシャーーーっと言われてしまったとのこと

それは飼い主さま心も萎えてしまいます(><)

すぐにかかりつけの獣医師から当院に連絡をいただき、往診に伺うことに

ノアちゃんは好奇心旺盛。私の荷物をチェックし良い距離を保ちながら何度も近づいてきます
FullSizenRender 98


私が一番気になること。

それは、捕まえたら怒るのか?それとも、怒らないけど逃げたいのか?

これで全然対応が変わってきます

30分くらいおもちゃで遊んだり時々側に来るノアちゃんにちょんと触れたりして、決まった
IMG_301n8 2



ノアちゃんは捕まえても怒らない!(たぶん)

横を通り過ぎるノアちゃん捕獲
FullSizenRender 97


全然怒りません(^^)

でも隙あらば逃げたいので、急いで輸液。
FullSizenRender 96

診察治療後も側にいてくれます よかったーーー

輸液した翌日はとても調子が良いそうです。

自宅での3日に1度の輸液を継続し3週間。

なんと

すっごーーーく数値が改善したんです

輸液は継続が必要ではありますが、とても嬉しい。

ノアちゃん自身も食欲元気旺盛

体重も2.5kgだったのが2.9kgになりました♪

何より嬉しいのが、飼い主さまの「ノアが子猫の時のように元気なんです!」という言葉。

私たち獣医師は病気を治すことが仕事でもありますが、でも、一番大事にしたいのが、治療をしていても、薬が必要でも、でもその子が大好きな家族と一緒に大好きなおうちで元気に過ごせるようにサポートすること。

毎回感動するのですが、自宅に戻ってからの動物の回復力はすごいものがあります。
もちろん、病院でしっかりと検査と必要な治療をしてるから。

かかりつけの獣医師とも互いに連携を取り1頭の命を大切にできること感謝しています。

ノアちゃん、最近は捕獲がスムーズになりました
FullSizeRnender 99


まだ5歳の命。どうか穏やかな時間が続きますように。

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

キッズイベント開催されました!
2017年03月02日 (木) | 編集 |
第3回キッズイベントクラスメイトは犬たち開催されました

私たちは小学校の時たくさんのことを学びました。

目上の方を敬うこと、まわりの友達を大事にすること、公共の場でマナーを守ること

犬が人と暮らす上で大切なことがたくさんあります。

「吠えすぎないこと」「飛びつかないこと」「咬まないこと」「犬同士いっぱい遊ぶこと」他にもいっぱいあります。

でも一方でもっと大事なことがあります

それは、私たち人間側の犬への接し方です。

子供が突然大きな声を出したり、急に犬を触ろうとしたらどうでしょう?

犬だってびっくりしちゃいます。思わず吠えてしまうかもしれません。思わず口が出てしまうかもしれません。

正しい知識を持って犬に接っして、初めて犬と穏やかに挨拶ができます。

体を触らせてくれます。

そして、私たち大人には、子供たちにそれを伝えてあげる義務があると思います。

だって子供って元気に走り回るものです

人も犬も双方の歩み寄り

今日参加してくれた子供たちも、一生懸命先生のお話を聞いています。
Dogship_2017022519.jpg


今日のクラスメイトはどんな子かな
Dogship_2017022509.jpg


犬たちもきっとドキドキしています

だから毎回子供たちとお約束。 覚えているかな?
1.走らない
2.大きな声を出さない
3.急に触らない
子供たち、約束を一生懸命声に出して繰り返す。

犬たちが来ています! ドキドキ!!
Dogship_2017022529.jpg


声は小さく、歩幅は小さく、そして相手の気持ちに寄り添って。

このスクールの大先生、キャプテンから犬との正しい挨拶の仕方を教えてもらいました。
Dogship_2017022530.jpg

同じようにできるかな?? ドキドキ

あ!こっち見てくれてる!
16991019_2109847732575307_831334303_o.jpg

わぁ ふせして挨拶してくれたよ
16931063_2109847935908620_1936150268_o.jpg


犬たちが子供たちの手をくんくん。お友達になろうって言ってくれています。

ぼくにもできたよ
Dogship_2017022545.jpg

子供たちはそんな犬たちに「ありがとう」と伝えます
Dogship_2017022552.jpg

Dogship_2017022523.jpg

心臓ってどんな音がするんだろう!?
16936141_2109847992575281_2107130408_o.jpg

このへんかなぁ??
Dogship_2017022534.jpg

わぁ!どくんどくんいってる!
Dogship_2017022554.jpg

ぼくが「ジャンプ」って言ったら、ぼくと一緒に飛んだよ!!
16931105_2109847969241950_1269869199_o.jpg

犬たちってすごいね!!
Dogship_2017022525.jpg

子供達の素直な感情、驚き、うれしさ、喜び。

命のあたたかさはもちろん、相手を思いやる気持ち、相手は自分とは違うのだと理解する気持ち、そして相手を受け入れる気持ち、相手を許す気持ち、これからずっとずっと大切にしていってほしいです。

Dogship_2017022537.jpg

参加してくれた子供たち、ありがとう

そして、ご一緒させていただきました、DOGSHIPの皆さまに心より感謝申し上げます。

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com


New! 混合ワクチンーオーダーメイドプログラム
2017年02月23日 (木) | 編集 |
犬の混合ワクチン、基本的には今までは皆様に年に1度追加接種を行っていただいております

しかし、今月より当院では、オーダーメイドプログラムシステムを行っております

簡単に言うと、ワクチンの抗体をチェックし、抗体がない子に接種する。抗体がある子には接種しないというものです。

今までも、ワクチンの抗体価は外部の検査センターで測定できていたのですが、コストの問題や検査の解釈の点から当院ではまだ本格的に取り入れていませんでした。

しかし今月、その場で判定できるワクチンの抗体測定キットが発売され、当院では導入しています。
(少量の採血が必要です)
製品情報http://vaccicheck.jp

◉ワクチンで予防できる疾患は複数ありますが、そのうち、感染すると致死率が非常に高く、すべての個体に接種することが推奨されているワクチンは、
ジステンパー、アデノ、パルボウイルスの3種です。

パラインフルエンザ、ボルデテラ、レプトスピラは致死性が低く、生活環境により頻回接種が勧められるものです。

通常これらのワクチンが混合されたものを接種しています。

抗体迅速キットでは、致死性の高いジズテンパー、アデノ、パルボの3種の抗体をチェック可能です。

そして、これらのワクチンは約3年間(場合によっては10年近く)抗体が維持されることもわかっています。

しかし今まで迅速に確認できなかったので、3年もつかもしれないけれど、感染するよりは良いから毎年接種していたのが現状です。

しかし、ワクチンによる副作用やその他の問題も含めて、当院では、「必要な個体に接種する」という個々に合わせたワクチンプログラムを行っていきます。

ここには書ききれないことがたくさんありますので、ご質問などはどうぞお気軽に

また、例年通り、抗体チェックなしにワクチン接種もご希望でしたらもちろんいたします。


【今後のしまペットCLINICのワクチンの流れ(例)】

・生後17週まで:2−3回追加接種
 (希望があればその2週間後に抗体チェック ※個体によりワクチンの抗体が上がっていない子がいるため)

・1年後:追加接種(ブースター効果といい、今後のワクチンの抗体をしっかり維持するため)

・2年目:抗体チェックし、必要な子だけ接種。(インフルエンザやボルデテラなどの風邪ウイルスが心配な子は風邪ウイルスだけの経鼻ワクチン)

・3年目:抗体チェックし、必要な子だけ接種。(インフルエンザやボルデテラなどの風邪ウイルスが心配な子は風邪ウイルスだけの経鼻ワクチン)

・4年目:抗体チェックし、可能なら皆ワクチン接種(抗体が減少している子が多い)

・5年目:抗体チェックし、必要な子だけ接種。(インフルエンザやボルデテラなどの風邪ウイルスが心配な子は風邪ウイルスだけの経鼻ワクチン)

・6年目:抗体チェックし、必要な子だけ接種。(インフルエンザやボルデテラなどの風邪ウイルスが心配な子は風邪ウイルスだけの経鼻ワクチン)

・7年目:抗体チェックし、可能なら皆ワクチン接種(抗体が減少している子が多い)
・・・・・

もちろん上記にあげたのは一例です。

その子に合わせてプログラムさせていただきますね

命を守るためにワクチンは非常に有効です。

でも、必要な子に必要なものを接種してあげたいと思っています
IMG_29b82.jpg

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com