東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
糖尿病 ようやくインスリンが!
2015年01月30日 (金) | 編集 |
先日の往診症例です

ボーノくん、8歳の男の子のネコさんです


ボーノくんは先日糖尿病を発症しました。

インスリンコントロールがうまくいかず、先日まで病院に入院していたのですが、お家から出ることに慣れていないボーノくんは食事も取らず痩せてしまい慣れない環境で沈鬱に。。

ボーノくんは今後は自宅で治療をすることとなりました

ボーノくんのお家は3頭のネコさんがいます。


初めて伺ったお家はまさにネコさんが楽しく暮らせる工夫がいっぱい

色んなところにキャットタワーや遊び場、隠れ家があり、各々好きな場所があるようです


ボーノくんは、先日ひどい下痢をし、かなりの脱水状態に

でも、飼い主さまが1時間おきに血糖値をチェックし、食事もしっかり給餌


1週間から10日かけてようやく脱水がなくなり、体重も増え、起き上がれずにぐったりとしていた状態から、自ら遊ぶほどにまで改善しました


今は飼い主さまと日々様子をシェアーし、治療方針を決めています

ネコさんの糖尿病は犬よりも管理が難しい事があります

病態自体も犬と異なりますし、食事管理が難しかったり、採血がイヤだったり。。

でも体重を適切な値でコントロールし、脱水させないようにし、なるべくストレスを与えない環境で過ごさせることが猫の糖尿病を管理する上でとても大切なポイントなのです。

ボーノくんの飼い主さまは何日も眠れない日々が続きましたが、脱水もなくなり、インスリンも効きはじめ、ようやく少し希望も見えてきました(^^)

糖尿病は一生付き合っていく可能性が高い病気です。
飼い主さまは毎日インスリン注射をする必要もあります。
コントロールがうまくいかない子もいます。

でも、食事の種類、食事の上げ方もその子その子に合った方法があり、インスリンも今はいくつも製剤があります

最初はそれを見極めるためにとても大変な期間がありますが、でも、どうぞかかりつけの獣医師に不安なことは全部話して一緒に治療されてくださいね

難しい糖尿病の管理ではありますが、きっとうまく行く方法があると思いますので(*^^*)

さて、同居ネコのブブカくんは、3歳の元気モリモリ遊び盛りです


今は飼い主さまはボーノくんの治療につきっきりなのでシッターさんが毎日遊びに来てくれています




ボーノくんの兄弟シャーノちゃんは最初は用心深く影から様子見


こういう時は絶対無理して近づいてはいけません(笑)

知らんぷりしているとそのうちサラリと現れて目の前でゴローン。

「なでても別にいいよ~」と言われているようです(笑)

3頭(+カメさん数匹)が暮らすボーノくんのおうち、これからどうぞよろしくお願いいたします


しまペットCLINIC
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