東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
フードの酸化
2013年09月12日 (木) | 編集 |
今日はペットフードの『酸化』についてお話しさせていただきます

皆さまのおうちのワンちゃんネコちゃんはいつも何を食べていますか

ドライフード? 缶詰? 生肉? 手作り食?

私が週に数回行っている動物病院でもそうですが、ドライフードを利用されている方が圧倒的に多いかなっと感じます。

動物に必要な栄養素は「水」「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の6種類で、これを6大栄養素と呼びます。

これらのまたはバランスが動物の健康維持に大変重要な役割を果たします

たしかに、市販のペットフードは大方、AAFCO(米国飼料検査官協会)が提示しているペットフードの栄養素の推奨値をクリアしているので、必要栄養素を満たしてくれている点を考慮すると大変使いやすいと思います

また、今は様々な病気に対する療法食も出ていますので、実際我々獣医師はその恩恵にあずかっています。

皆様はこのペットフードの保存にどれだけ気をつけていらっしゃいますか? 

一般的にペットフードに使用される酸化防止剤その他の添加物については、パッケージへの表示が義務化されています

酸化防止剤については、特に何が使用されているかの明記が必須ですので、各社の製品パッケージには、クエン酸やローズマリー抽出物等の自然派成分として知られているものから、BHA、BHT等の合成酸化防止剤が表示されていると思います

もちろん、添加物を一切使用していないフードもありますが、添加物に関しては今度別の機会に触れるとして、こういったフードは、酸化防止剤を使用していても、もちろん使用していなければなおさら、酸化』という自然現象が常に起きています

特に湿気が多い季節には開封してから約2~3週間でフードは酸化していることが多いそうです

酸化したフードがもたらす生体への悪影響を私はとても重要視しています

皮膚疾患はもちろん、胃腸疾患、腎疾患、肝疾患・・・様々な問題につながるとみています。

私は本当は一緒に暮らすワンちゃんネコちゃんに一番良い食事は『手作り食』だと思っています。

私が尊敬するドイツデュッセルドルフの動物病院の院長Dr.ニーゼンも手作り食を勧めています。
病院HPhttp://www.tierdoc.org/

その子の体質、その日の体調に合うものをその都度考慮して変えていく。

私たちも「今日は暑いからさっぱりおそうめん!」という日もあれば「今日はガツっと焼肉!」という日もあります。
きっと自然界の動物も自然と自分たちで調整しているんだと思います

自分とともに暮らすパートナーだからこそ、生命の源である「食事」をとても大切に考えたいです。

しかしながら、安易に手作り食をするのは大変危険です

人と犬、猫はやはり必要栄養素が異なるので、しっかりとした知識を持つ必要があります。

私はDr.ニーゼンから教わったレシピを皆様にお勧めすることが多いのですが、この日々の食生活に関しても今度blogで取り上げたいと思います。

まずは、今使用されているフードにおいて、できるだけ小包装を買うようにしていただいたり、開封したフードはジップロックに小分けにして、脱酸素剤などをいれて密封して頂くことをお勧めしています。

大切な家族だからこそ、日々の健康に気をつかい、病気になりにくい体作りをめざしていただきたいと思います

それは、しっかりと本当にしっかりと運動をし、良い食事をとり、飼い主様の愛情をたっぷり注いでいただき、生活の質を上げて頂くことだと思っています。

こういったお話のセミナーもまた開催したいなぁ~と考えております。

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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