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ネコちゃんの乳腺腫瘍
2013年10月22日 (火) | 編集 |
今日はネコちゃんのおっぱいの癌乳腺腫瘍についてお話しします。

多くのネコちゃんは4対のおっぱいがあります。

ネコちゃんの乳腺腫瘍は、全腫瘍の発生率の第3位であり、雌猫の腫瘍の17%を占めると報告されています

平均10-12歳で発症することが多いです。

そして、非常にやっかいなのが、ネコちゃんに発生する乳腺腫瘍の80-90%が悪性なんです

早期に発見できない場合、急速にリンパ節やその他の組織に転移を起こします。 実際には90%以上の症例で初診時に肺やリンパ節に転移が存在すると報告されています

特に腫瘍のサイズが3cm以上の場合には要注意です

4対どのおっぱいにも発生しますが、上から数えて、3番目と4番目に発生することが多いです。

避妊手術を行うことで乳腺腫瘍の発生率はぐんと下げられます
しかし、時期が重要です。

6ヶ月齢以前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍発生率は9%。
7~12ヶ月齢に行うと、14%
13~24ヶ月齢に行うと、89%と報告されています。

早期の避妊手術が効果的なのがわかります。

治療法は、現段階での第一選択外科的に切除になります

また、場合によっては切除に加えて、抗ガン治療を行うこともあります。

ワンちゃんの場合もそうですが、切除は広範囲になりますので、術中、術後の積極的な鎮痛剤の投与も必要です


ネコちゃんのお腹は、毛がふわふわで、ましてやお腹の部分なので、なかなか触る機会も少ないかもしれません

しかし、そんな部分だからこそ、飼い主さまにしか早期発見は出来ない病気でもあります。

ぜひ、日々のコミュニケーションも兼ねて意識して触ってみるようにしてくださいね



しまペットCLINIC
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