東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
Leave it !!
2013年11月17日 (日) | 編集 |
先日、DOGSHIPさんが行うワンちゃんのトレーニングのグループレッスンに参加させていただきました
(URL http://dogship.com )

2~8歳のワンちゃん6頭が集まってのレッスンです。

今回のテーマは「拾い食い!」

当院でも「おもちゃでも何でも食べるんです」とか、「散歩中とにかく何か落ちていないか嗅ぎまわってるんです」とか、【拾い食いに関するお問い合わせがよくあります。

また、週に数回勤務している動物病院にも多い時には、月に2回異物の誤飲による開腹手術があります

今まで手術でお腹の中からできたものは、石・ボール・タオル・ピアス・指輪・おもちゃ・洋服のボタン・桃の種・ひも・・・

胃を切開する場合もありますし、腸に詰まって緊急手術のこともあります

どうしてこんなに異物の誤飲や拾い食いが多いのでしょう?

犬はとっても嗅覚が優れています

おうちのワンちゃんの目の前にペンを差し出したら、まず手で触る子はいないですよね?

きっと鼻をふんふんして臭いをかぎに来ると思います。

このように、ワンちゃんは、目の前のそれが「なにか?」を理解するために嗅覚を使っているのです。

でも、私たち飼い主は、お散歩中にわんちゃんが落ちているたばこや、食べ物に興味を持って臭いをかぎに行ったとしたら、食べたら大変!!と思って、あわててリードをひっぱったり、大きな声で注意したりしてしまいがちですよね

そんな私たちの行動こそが、ますますワンちゃんの好奇心を刺激し、落ちているものを何でも食べてしまう習慣へとつなげてしまうのです。

犬にとって臭いを嗅ぎ、興味を持つということは当たり前なんです

好奇心旺盛なワンちゃんの気質って本当に魅力的ですよね

でも、何でも口に入れてしまうワンちゃんの行動も気になる・・・。こんな時、ちょっとしたひと工夫で、お互いが快適に過ごせる方法があるんです

では、何でも口に入れてしまうワンちゃんになんと声をかければよいのでしょうか?

それは、今回のレッスンのKEY WORDである『LEAVE IT』(リーヴ、イット)  つまり「それから離れなさい」です。

犬は落ちている食べ物が体に良いのか悪いのか判断することはできません。

であれば、「落ちているものを勝手に食べてはいけない、食べる前に飼い主である私に確認しなさい」という意味合いになります。

今回レッスンに参加してくださった2歳のシェルティーちゃん。「何でも食べる!」とのことです。

さっそくおやつを地面においてその付近を歩いてみると、もっちろんパクリ!です

でも「LEAVE IT」を3回教えただけで、なんと食べないんです 

飼い主さまの顔をチラリとみて、食べてよいか?確認をするようになりました

ものの5分でしょうか。 

しかも、少しも犬に恐怖を与えることなく、喜んで「食べていいの?」と聞くようになる犬たちに感動して泣きそうになりました(笑)

犬の能力って本当にすごいです。そして、きちんと伝えることで、理解することができます。

私たち獣医師は、もし犬が異物を食べてしまったなら、しっかりケアをさせていただきます。

でも、拾い食いの傾向がある子や、異物を経験したことのある子には、拾い食いをしないようにするトレーニングがあることを積極的に飼い主さまにお伝えすることも重要だと思います。

当院では、犬と楽しく快適に暮らす上で、家庭犬としてのトレーニングの重要性もお伝えしていますので、今そういったことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね

海外研修 027


しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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