東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
ワンワン! 何を伝えているのでしょうか?
2014年02月01日 (土) | 編集 |
私は往診専門医ですので、おうちに伺うとき必然的にチャイムを鳴らします

そうすると、反応は様々です。

・チャイムと同時にワンワンキャンキャンず~~っと吠えている
・吠えはないものの、キュンキュン聞こえてくるおうち
・このおうちワンちゃんいるのかな??というくらい犬の吠えが全くないおうち

そして、実際にドアを開けた時の反応も様々

・吠えていた子がしっぽふりふりキュンキュン鳴いてうれしそうな子
・私に向かって吠え続ける子
・奥の部屋から唸っている子
・奥の部屋からチラリと見て一声ワンと吠える子
・大興奮して吠えながらその場をぐるぐる回っている子

吠えが収まらない子に関して、よく飼い主さまから以下のようなご相談を頂きます。

「チャイムが鳴ると吠え続けるので、ご近所に迷惑じゃないか心配」
「宅配の方や、知人がちょっと訪ねてきても、吠え声で会話ができない」
などなど。

思い当たる方はいらっしゃいませんか

さて、今日はその吠えについて、先日のトレーニングクラスからご紹介いたします。

当院でトレーニングを担当して頂くのはDOGSHIPさんです。
URL  http://dogship.com/

今回は3組4頭のセミプライベートクラス。  

チワワの風太くん&小桃ちゃん



柴犬のさちちゃん


シェルティーのルーミーちゃんです



4頭の中でこの「吠え」にとても悩んでいらっしゃるのが、シェルティのルーミーちゃんの飼い主さまです。

「吠え」と一言でいうには簡単ですが、この吠えを解決する場合、その子がなぜ吠えているのかを理解しなくてはいけません

まずは、アシスタントのトレーナーさんにこっそりピンポンしてもらいました。

その瞬間、全員ワンワンキャンキャン!!  もう、私からすると、誰がどんな風にどこ見て吠えているのかわかりません。。

でも、さすがDOGSHIPの須﨑さん。瞬時に誰がどんな風に吠えているかをチェック

ルーミーちゃんは、声がとても大きく、ずっと吠え続けていたので、警戒しているのかな?と私は思ったのですが、そうではありません。

ルーミーちゃんは来客を歓迎し、飼い主さまに教えたく、そして入ってこられた方をおうちの中に誘導したくて吠えているのです

シェルティーはコリーやボーダーコリーと同じく牧羊犬。

あれだけのたくさんの羊たちを統制する能力、素晴らしい洞察力です

シェルティは仕事を与えられる事に喜びを感じ、そして張り切って仕事をし、それを楽しみます。

ルーミーちゃんもまさにそう なので、ルーミーちゃんの『吠え』に対するアプローチは叱ることではありません。

「仕事をしてくれてありがとう。来客教えてくれてありがとう。だから吠える必要はないよ」という事を教えていきます。

シェルティは牧羊犬、柴犬は狩猟犬、チワワは愛玩犬という元々の気質に加えて、その子の性格を踏まえたアプローチがとても重要です

そして次に重要なのは、飼い主さまがその犬たちの行動に対してとるべき対応をしっかりと習得していくことです。

まさに飼い主さまもトレーニングです。

様々なシーンでのチャイムを仮定して、その方のおうちで、その吠えに対する対応を飼い主さまにやっていただきます。



私がトレーニングを通して学んだこと・・・
「無駄吠え」・・・・。 犬たちは無駄なことは何もしない
必ず意味があって吠えている。その意味をこちらが理解できなければ、その吠えをやめさせることは難しい。
良い関係性であるからこそ、そこを大切にしたい。


しまペットCLINICでは定期的にDOGSHIPさんによるトレーニングを開催しております。

その子のお家だからこそご提案できる治療・トレーニングのアプローチ。

大切なパートナーとの日々に生じる不安や悩み、その解決に少しでお役にたてれば嬉しいです。

ご興味がある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいね

最後に・・
今回トレーニングにご参加くださった風太くん、小桃ちゃん、さちちゃん、ルーミーちゃん、そして飼い主さま。
お疲れ様でした


しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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