東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
フィラリア予防
2014年04月17日 (木) | 編集 |
今日は初夏のような1日でしたね

4月は狂犬病シーズン、5月はフィラリア予防開始と飼い主さまにとってはちょっと忙しくなる時期ですよね

当院でも今年のフィラリア検査を希望される方が増えてきました

先週フィラリア採血と、健康診断の血液検査を行ったパンくんです




今日はフィラリアに関して簡単におさらいしましょう

フィラリアってなんとなくが関係している病気という事は知っているけれど、このフィラリアっという単語からだけではどこにどう悪いのかわからないですよね


フィラリアとは寄生虫の名前で、蚊が媒介して犬やネコに感染する虫です。

フィラリア幼虫が成虫になるには、蚊の体内で発育する事が必要です。

このフィラリアの幼虫を持った蚊が、ワンちゃんネコちゃんの血を吸う時に反対にワンちゃんネコちゃんの体に幼虫を侵入させるのです

このフィラリアの幼虫は犬やネコの皮下や筋肉内で成長し、約3ヶ月かけて心臓や肺動脈へ移動します。

心臓に到達したフィラリア幼虫は、さらに約3ヶ月かけて成虫となり、フィラリアの赤ちゃんをたくさん産みます(ミクロフィラリア)

そして、血液中にミクロフィラリアをたくさん持ったワンちゃんネコちゃんの血液を蚊が吸う事により、またまた他のワンちゃんネコちゃんに移して行くのです

フィラリアが寄生する事により、以下に挙げるような様々な症状が見られるようになります
・疲れやすい
・乾いた咳をする
・腹水が溜まる
・血尿する
・呼吸が苦しい

などなど。。。

フィラリア症予防のお薬は、虫の感染自体を予防するものではありません

蚊によって体内に注入されたフィラリアの幼虫を心臓に移動する前に駆除するお薬なんです。

この期間が約2-3ヶ月なので確実に駆除するためには月に1回の投薬が必須です!

地域によって予防期間は異なりますが、当院では基本的に通年投与をおススメしています。

*American Heartworm Society:AHSという各国の専門家により構成されるフィラリア症の国際的な専門学会では、通年投与をすすめています。
 http://www.heartwormsociety.org

何より予防可能な疾病であるにもかかわらず、まだまだフィラリア症は多いのが現場です

そして、フィラリア症は犬に対して大変苦痛があり、猫に対しては死に至るケースもあるからです

通年投与ではなくとも、関東では平均5月から12月の頭までは必ず投与して下さいね!  

そして、投薬をスタートする前には必ず採血してフィラリア症にかかっていないかチェックされてくださいね



フィラリア症の予防薬はいくつか種類があります。

飼い主さまのライフスタイルや、その子に合ったお薬をご紹介させて頂きますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

また、フィラリア薬や、ノミダニ駆除剤を使用するのは必須ではありますが、蚊やノミダニといった虫を寄せ付けなくすることも重要です

当院ではメディカルアロマで作製した虫よけスプレーもおススメしています。

虫よけスプレー

【精油】ユーカリレモン

ユーカリレモンに含まれるシトロネラールという成分には蚊・ノミ・ダニといった昆虫を寄せ付けない効果(昆虫忌避作用)があります。

お散歩に出るときに体全体にスプレーします

あついあつーい夏が来る前の心地よいこの時期、お外でいっぱい楽しんでくださいね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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