東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
尿検査
2012年03月02日 (金) | 編集 |
2012年3月2日

皆さまのわんちゃんネコちゃんは、どのくらいのペースで尿検査をされていますか?

今日は尿検査がいかに大切かをお話しさせて頂きます

私の恩師である病院長に、「具合が悪い動物にたった一つしか検査ができないとしたら、何をするか?」
と言われた事があります。

答えは「尿検査」です。

おしっこから、本当にたくさんのことがわかります

例えば、わんちゃんネコちゃんの中年期以降に発症しやすい、腎不全。

腎機能が落ちて来ると、血液検査で異常が現れる前に、尿比重値が低くなり始めます。

また、腎不全が進行して来ると、尿にタンパクが出始めます。

これはお薬で治療する必要があるのですが、尿タンパクの有無は尿検査でしかわかりません。

他には、肝機能が落ちて来ると、全身に黄疸が出る前に、尿中にビリルビンが出現して来る事もありますし、糖尿病では尿糖やケトン体が出現して来ます。

さらに、尿のpH(ペーハー)から尿石症や膀胱炎のリスクもわかります。

その場で尿自体を顕微鏡でチェックする事により、信頼性の高い細菌や結石の成分である結晶の有無もわかります。


今ご紹介したのはほんの一部。

尿検査はまだまだ奥が深いのです

当院では、ワンちゃんネコちゃん専用の試験紙と、尿比重計を使用しています。
IMG_6863.jpg IMG_6864.jpg 

動物専用の尿比重計は少し前に日本でも発売されるようになりましたが、動物専用の試験紙は日本ではまだ未発売です。

そして、顕微鏡は持ち運びが出来ますので、その場でモニターで確認して頂いています。
          IMG_6865.jpg


もちろん、尿検査で全てがわかるわけではないので、時には血液検査やそれ以上の検査が必要になる事もあります。

ただ、尿検査は安価ですし、手軽に検査出来るので、日々の健康チェックにはとってもオススメです。

少なくとも、7歳以上のワンちゃんネコちゃんは月に1回は検査する必要性が高くなってきます。

また、当院では、定期的に検査をご希望の患者さまには、最初の1回は一緒に検査をして、何枚か検査紙と結果判定票をお渡しし、飼い主さまご自身で検査を行っていただく方法もとっております。

その結果をメールや電話にてご報告頂ければ、結果の解釈をお伝えし、異常があればその後の検査や治療のプランをご提案しています。

この方法の利点は、取れたての尿で精度の高い検査を行う事が出来る事。
また、定期的に検査をして頂き、早期に異常が見つけられる事です。

尿検査をご希望の方や、ご質問などありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
採尿の仕方や、実際の尿検査の流れなどもお伝えしますね!!

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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