東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
涙やけならぬヨダレやけ
2014年07月01日 (火) | 編集 |
ビションフリーゼマルちゃんです。


マルちゃんは以前から若干手足を舐めるくせはあったものの、特に皮膚に湿疹ができるとか、皮膚が赤いとかはありませんでした。

ですがとにかくヨダレやけがすごかったのです

食べているフードは、一般的には質が良いとされているメーカーのドライフードです

ですが、飼い主さまはなんとかこのヨダレやけがなくなればということで悩んでいらっしゃいました。

一般的に、白系のワンちゃんは涙やけやヨダレやけ、手足の先端の皮膚の変色はとても目立ちますので、飼い主さまも気にされている方が多いです。

涙やけに関しては、もちろん解剖学的構造から起こることもあります。

簡単に言うと、目と鼻をつないでいる管(涙管;るいかん)が細かったり、詰まっていたり。特にパグやフレブル、シーズーなどの短頭種には多く見られます。

ですが、解剖学的にそうだったとしても、あれだけ皮膚が着色するには他の原因もあります。

いわゆるその子が食べている食事、おやつに関係してきます。

舐めたり、痒がったりするのにはアレルギーが関与していることが多く、舐めることによりヨダレの成分が口周りや手足の着色を促すこととなります。
また、涙やけは涙の成分、ヨダレはヨダレの成分に起因し、食事に含まれる成分によります。

一般的にはアレルギーはその子が食べているタンパク質に反応していることが多いので、フードの裏の原材料を確認していただき、使用されているタンパク質とは異なるタンパク質のフードに変更して見るのも一つの方法です。

また、フードに含まれる添加物に反応している子もいます。
その場合には、一定期間添加物がいっさい含まれない食事にしてみます。

フードアレルギーを診断する場合、血液検査による診断ももちろん有用なのですが、でも絶対の結果ではないので、フードを変更した時にきちんと効果が現れているのかを獣医師とチェックすることが大切です。

例えば、療法食でアレルゲン不使用のものや、加水分解されたものを使用するのはもちろん良いのですが、変化が見られないのに使用し続けるのはあまり良いとは言えません

お値段も高いですし、何より効果がなければその子のためにはなっていないです。

しっかりと獣医師と話し合い、その子に一番あった方法でトライすることをオススメします。

ちなみに、マルちゃんは、療法食でアレルゲンフリーのものを使用することを選択されました。
やってみてびっくり

こんなにキレイになったんです

【before】


【after】


マルちゃんの飼い主さまも大喜びです(^^)

となると、マルちゃんの場合は、以前のフードに含まれていたアレルゲン物質に反応していたと予想されますので、次のステップは、異なるタンパク源の一般フードに戻せるかを見て行く必要があります。

マルちゃん、ふわふわモコモコわたあめみたいです。

涙やけやヨダレやけ、手足の着色に関して、できることはたくさんありますのでお気軽にご相談下さいね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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