東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
余命3週間と宣告されたけど。でも命ってすごい!
2014年09月23日 (火) | 編集 |
先月、余命3週間と宣告された猫さんのBlogを書きました。
http://shimapetclinic.blog.fc2.com/blog-entry-170.html

具合が悪くかかりつけの病院に行ったところ、血液検査で腎機能がとんでもないことに・・すぐに24時間の大きな病院に転院

そこで各種検査を行い、3日間あらゆる治療を行ったものの、数値も状態も悪化

今夜亡くなってしまうかもしれない。もし持っても3週間、と言うことで自宅での診療を病院から勧められ、退院しました。

そして当院に連絡がありました。さっそく会いに行ったゆきちくん

血液検査の数値はとんでもない値。。

正直、私も3週間持つかな・・・と不安に思いました。

でも、おうちに帰ってきたゆきちくんは、大好きなベッドで丸くなり、静かに、でも生きようとしているのをすごく感じました。

病院でお鼻にカテーテルを入れてもらっていたので、ここから薬やゴハンを入れていただき、毎日飼い主さまに皮下点滴をしていただきました

私も当初3日に1回くらいおうちに伺い治療を行いました。

途中状態が悪くなることもありました。

でも、何より飼い主さまの明るいお人柄に、いつも往診時は笑顔と笑いでいっぱい

そして、宣告から約1ヶ月、ついについに

ゆきちくんが自らゴハンを食べ出したのです

ダラダラ止まらなかったヨダレも吐き気も止まり、気分も良さそう

そして先日血液検査をしてみたところ、なんと全くの正常値

今の状態なら大丈夫!と判断し、お鼻に入れていたカテーテルを外しました。

飼い主さまと一緒にカテーテルを外したあの瞬間の感動が忘れられません




カテーテルが外れたゆきちくん。もちろんエリザベスカラーも外れたので1ヶ月半ぶりにまずはグルーミング




「この姿をまた見ることができるとは思わなかった」そんな飼い主さまの言葉に胸がジンとします

もちろん、しばらくは継続的に診ていきますが、まずは一安心です。

私が往診診療から学び得たこと

それは、『温かさ』です。

状態が回復するのが一番ですが、結果亡くなってしまった子でも、ご家族のその子に対する愛情は本当に温かいです。笑顔も、声も、言葉も、動作も、気持ちも全部温かいです

愛犬や愛猫が病気を宣告され、治療が必要となる場合、飼い主さまは闘病生活の中でご自分も苦しまれます。

『今自分がこの子にしている治療は本当にこの子は望んでいるのかな?治療がかえってかわいそうなんじゃないかな?』と。

私たち獣医師はその子に合った治療方法を飼い主さまとしっかり話し合って決めたいと思っています。
どうぞいつでもお気軽に病院にご相談くださいね

治療の方法はたくさんあります。
自宅に帰ることも決して諦めることではなく、治療も含めまだその子にしてあげられることはたくさんあります。

ゆきちくん! まだまだ一緒に頑張ろうね




しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com


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