東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
目にサクランボ!
2014年09月27日 (土) | 編集 |
先日のの症例をご紹介いたします

4か月齢のミックス(雑種)のネコさんです

飼い主さまが数時間留守にされてお家に帰ってみると、なんだか目の様子がおかしいとのこと。
さっそく伺ってきました。

あらら こんな状態です。


本人も違和感があるのか、目をこすろうとしています
これはチェリーアイと呼ばれる疾患です。


犬は、チェリーアイになっても、さほど本人は気にしないことが多いのですが、猫さんは少し気にする子が多いイメージがあります。

以前、ヨーキーのチェリーアイをご紹介しましたが、今回は猫さんです

もともと、人の眼瞼(がんけん);まぶたは、上眼瞼(じょうがんけん)と下眼瞼(かがんけん)の2枚です。

しかし、犬や猫はもうひとつ、目の内側から出てくる膜状の第三眼瞼 があります。

この第三眼瞼が何かしらの理由で眼瞼から飛び出して赤く腫れあがると、この状態が目にさくらんぼ(チェリー)をつけているように見えるので、チェリーアイと呼ばれています

【原因】
第三眼瞼は、通常、周囲の組織にくっついているのですが、遺伝的にそれが欠損している場合などに発症する事が多いと言われています。

また、結膜炎やブドウ膜炎など、目の炎症の結果起こることもあります。

犬では好発犬種がよく本にも出ているのですが、あまり猫さんでは好発品種はないようです。(犬:コッカー、ビーグル、ペキニーズ、ボストンテリア、バセットハウンド、フレンチブルドッグ、シーズ・・・)

【治療】今回のように、突出してすぐであれば、点眼麻酔をして、ひっくり返った第三眼瞼をピンセットでピョコっと戻すことができます

しかし、時間がたって、内部の軟骨が変形すると、手術で整復しないと難しいです

また、たびたび繰り返す子も手術の適応です


今回のネコちゃんは、数時間しかたっていなかったので、点眼麻酔をしてピンセットで元に戻すことができました


それにしてもおとなしい  終始ゴロゴロ言っていてとーーーっても可愛いです
子猫のこの動きといい、声といい
はぁ~~癒されちゃいました

この子の場合、目の腫れや充血もなかったので、特に目薬も出さずに経過観察です

整復してから1週間、特に問題もなさそう  このまま出ないといいですね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する