東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
地域猫
2012年03月28日 (水) | 編集 |
2012年3月28日

みなさま、「地域猫; ちいきねこ」という言葉をご存知ですか?

地域猫とは、飼い主がいない猫ちゃん(いわゆるノラ猫ちゃん)が、地域の猫好きの住民たちや、行政、獣医師の協力のもと、世話をされ、管理されている猫のことをいいます

「飼い主のいない猫」の問題には難しい面がたくさんあります
たとえば、「猫が可哀そう」とゴハンを与える方がいる一方で、「鳴き声がうるさい」「排泄物をまき散らす」「ゴミを荒らす」といった行為に悩んでいる方もいらっしゃいます。

考え方の違いから対立し、事件にまで発展するケースもあります
 
地位猫活動とは、そんなことにならないように、どちらの立場の方にも配慮し、理解していただけるように働きかけて、猫の不妊・去勢手術を行ったり、特定の場所でゴハンをあげ、片付けまで徹底する、と言ったことを行っています。
日本動物愛護協会http://www.jspca.or.jp/hp2/localcat

私が現在勤務している動物病院では、積極的に地域猫活動を応援しています。

たくさんのボランティアの方達と接することで、私自身改めてこの活動の意義を感じました。

ノラ猫が多くの住民の方達に迷惑をかけていることはよくわかります。

私自身、春先など猫の発情の時期に、ニャーニャー鳴く大きな声で眠れなかった事もありますし、家のそばで子猫がたくさんうまれて困った事もあります

でも
「ノラ猫を捕獲して、不妊・去勢手術を行い、これ以上数を増やさないようにする。でも、今生きている猫たちは、命ある動物 。この子達のは守ってあげよう。近隣の方に迷惑かけないよう食事場所の徹底や、排泄物の処理を徹底する」

この考えは人と動物が共生する今の時代、とても大切な事ではないでしょうか?

いつゼロになるともわからないノラ猫の数。。でも、ゼロに近づけようと、かわいそうなノラ猫を減らそうと、ボランティアで活動されている方々に、私は私ができる範囲で応援をしたいと思っています。


実際に地域猫活動により、猫に関する区民からの苦情も激減し、東京都動物愛護相談センターに引取・収容される猫も激減しました。

飼い主のいない猫の数がかなり減っていることがわかります。

また、猫の問題に街ぐるみで取り組むことで、地域のコミュニケーションが活発になり、高齢者の孤立を防ぐという思わぬ成果もあるそうです。

猫の好き・嫌いを超え、問題解決に取り組むことで、街全体がいい方向へ変わることができるといいですね

堀江志麻


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