東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
スコティッシュ、パトラさんの悩み
2014年10月13日 (月) | 編集 |
先日の往診症例です

9スコティッシュフォールドパトラちゃんです
写真⑧_2014-9-30


パトラちゃんはもともと解剖学的にお鼻の穴が非常に狭いです

ワンちゃんでは一般的に、フレンチブルドッグやパグ、シーズーなどお鼻が短い犬種を短頭種と呼びますが、猫さんでもスコティッシュフォールドやチンチラさんなどが短頭種に含まれます。

短頭種がゆえに、呼吸がしにくいなどの問題があります。

短頭種に関するbloghttp://shimapetclinic.blog.fc2.com/blog-entry-73.html

パトラちゃんは私が今までみてきたスコティッシュのネコさんの中でも特に狭いです
FullSizeRender (1)


それがゆえに、以前病院に連れて行ったときに興奮したパトラちゃんは開口呼吸になってしまい、それ以来病気になった時には病院の往診を利用されてきたそうです。
お外に出るだけで息があがってしまいます

今回、往診専門の病院を探されて当院にご連絡をいただきました

パトラちゃんはアレルギーがあり、たまに何かしらに反応してお顔や目がまっかっかになってしまいます。
これは以前何かに反応し真っ赤になった時のお写真です
写真⑥_2013-5-21

写真⑤_2013-5-20



幸い、一般的な抗アレルギー剤の目薬や内服薬で1日2日で良くなりますので、それ以上の検査や食餌療法などもせず、日々穏やかに過ごしています

ここまでお鼻が狭い場合、必要に応じて外科的処置を行った方が良い場合もあります。

室内飼いのネコさんの場合、ワンちゃんのようにお外に散歩に行くことはありませんし、年齢的にも9歳なので基本的には大はしゃぎをすることはありません。

なのでこの場合一番重要なのは、自宅にいるときの呼吸がどうかです。
病院での呼吸数や心拍数は基本的には高くなっていますので、日々過ごしている自宅での呼吸数や呼吸の仕方が大切です。

仮に往診でもネコちゃんが緊張しやすい子の場合、往診に伺う1週間くらい前から呼吸数を飼い主さまにチェックして頂いたり、寝ているとき、起きているときの動画をちょこっとだけ携帯で撮影して頂きます。

これを確認することで、薬剤を介入すべきか、また、外科を介入すべきかの非常に良い指標となります。

パトラちゃんは、外に行きさえしなければ、非常に落ち着いた呼吸です。

私が往診に伺っても、帰るころにはソファでごろ~んとして落ち着いた深い呼吸が出来ています。

飼い主さまと色々と話し合い、パトラちゃんの年齢や今までの経緯も含め、とりあえずこのまま様子を見ながらお鼻とは付き合っていくことにしました。

今はネットで様々な情報が飛び交うため、飼い主さまも手術した方が良いのか、しない方が良いのか本当に悩まれています。

でも、大切なことは、『パトラちゃんがどうか?』です。

どの疾患においても言える事ではありますが、ネットや本には病気の治療法がたくさん出ていて、時に自分の愛犬、愛猫の治療法に悩まれることが多々あると思います。

ぜひ、不安な気持ちはそのままにせず、かかりつけの病院に気持ちを相談されてくださいね

パトラちゃん、これからよろしくね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com




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