東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
もとノラ猫のマルちゃん。 突然の跛行です!
2014年10月20日 (月) | 編集 |
先日の往診症例です

11歳の猫マルちゃんです


マルちゃんはもともとノラ猫

飼い主さまはノラ猫の保護を積極的にされています。

さて、マルちゃんある朝突然ぴょこぴょこと足を引きずっているとのこと

もとノラ猫マルちゃん、お家でも触ったりするのはなかなか難しく、飼い主さまは一週間様子を見られていました

ですが、一向に改善がなく当院にご連絡いただきました

マルちゃんですが、私がお家に行く前に飼い主さまがマルちゃんに悟られないようにキャリーに入れておいてくださいます

マルちゃんに察知されたら捕まえるのは至難の業

往診時に逃げて行ってももう捕まえるのはほぼ無理です

キャリーに入っているマルちゃんをひとまず触診するために洗濯ネットに移し替え。

そして極力極力小さな小さな声で飼い主さまとはお話しします。

マルちゃんに少しでもリラックスしてもらう為です

マルちゃん、スイッチが入りさえしなければこちらに攻撃はしてきません。

でも固まってじっと耐えているのがわかります

ひとまず触診上では骨折などはなく、腫れている箇所や外傷などはありません。

本来であれば、次に歩き方をチェックして、それから治療するのが流れではあります。

ですが、 もとノラ猫マルちゃん、一度リリースしたら捕まえられませんので、まずは飼い主さまにこの年齢で跛行が起きた時に考えるべき疾患とその治療法について説明させていただきました。

1週間跛行が治らないということなので、レントゲンも撮りたいところではありますが、飼い主さまの意向としては、「仮に腫瘍や他の病気が判明してもマルに通院などの治療はできないし、もともとノラのマル。マルにストレスがない範囲での治療だけをしたい」

とのこと。

あとはやや肥満で高齢であることから関節炎や何かしら痛めたと仮診断をし、消炎鎮痛剤の注射とビタミンの注射を行いました

治療を終えてから最後に歩き方のチェックです

廊下のドアを全部閉めて廊下にリリース。

それでも緊張して体はカチコチのマルちゃんですが跛行は確認できました。

足は一応地面に接地できるので骨折はなさそう

また、痛みの強さもある程度わかります。

今日から1週間消炎鎮痛剤のお薬を飲ませていただくことにしました

幸い食欲はあるマルちゃん。ご飯の上に薬をのせたらパクパク
(もちろん、誰もいない時にこっそり食べます!)

1週間後、飼い主さまから動画が届きました

治らなかった跛行が改善し元気になった


人に殆ど慣れていない猫さんの場合、今後現実的にこの子にどんな治療が可能か、飼い主さまに何がご提案できるかをしっかり話し合って決めることがとても大切です

マルちゃん、もう病気にならないでね(笑)

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com


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