東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
レスキューモモちゃん
2014年11月11日 (火) | 編集 |
時々ブログでご紹介しているかわいい7頭のワンちゃんたち(のお食事風景 笑)


このFamilyに新しい仲間が増えました

マルチーズモモちゃんです。


モモちゃんは実はある繁殖所から先日レスキューされました

5歳の女の子で、すでに6回も出産。 体はガリガリで毛はボソボソ。  人が近付くと怯えて震え固まってしまいます。

その繁殖所から数頭のワンちゃんがレスキューされ、そのうちの1頭、モモちゃんが今回この飼い主さまのお家に迎えられました。

皆さま、犬の繁殖所ってご存知ですか? 私たちが目にしやすいペットショップで販売されている子犬や子猫が産まれるところです。

悲しい現実ですが、モモちゃんたちがいた繁殖所はとても環境が悪く、山積みになった犬舎の中に、犬がぎゅうぎゅうに押し込まれ、一度も外をお散歩することなく、犬舎から出ることもなく、大型犬に至っては、犬舎が狭く立つことも出来ず、水の器には苔が生え・・・。

でもみんな立派な血統書付き。 親がどんなであれ、生まれてくる子供はピカピカの売り物なのです。

もちろん 心を込めて、その犬種を大切に大切に保存して行こうととてもしっかりと運営されているブリーダーさんもたくさんいらっしゃいます。

ですが、まだまだ日本にはモモちゃんがいたような繁殖所がたくさんあるのです

今、日本では殺処分をなくそうとする運動や、犬の保護施設の充実化、ペットショップでの生体販売に関して様々な活動がなされています。

ペットショップではたくさんの子犬や子猫が売れるので、必然的に繁殖所はなくならないのだと思います

ペットショップで買う人が悪いわけではありません。ペットショップで子犬や子猫を購入し、今、皆さまの家族の一員としてとても大切にされている子たちもたくさんいます。

日本の文化ではペットショップで犬を買うのが当たり前だったので、仕方がありません。

ですが、これからは、『生体販売のあり方』についてもっと良く考える必要もあります。

ペットショップで2ヶ月にも満たないあんなに小さな子たちがお母さんや兄弟と離れているのです。
夜はひとりぽっちです

そして、そのお母さんがどこでどんな風に暮らしているのか・・・。

買う人がいるから売る人がいて、簡単に手に入るから簡単に手に入れる方がいて、簡単に捨てられるから簡単に捨てる人がいる。

悲しい現実です。

モモちゃんが来て1ヶ月。 健康診断も兼ねてご自宅に伺ってきました


体重も1㎏近く増え、ちょうど良い体格。毛づやもとても良いです

何より・・・先住の子たちに負けないくらい堂々としていて、シッポを振り振り「抱っこして!」と言わんばかりに膝の上にやってきます


飼い主さまは、ご自身も初めて知る繁殖所の現実に大変衝撃を受けられ、そして、モモちゃんを迎えいれられたのです。

飼い主さまは、いまだ、モモちゃんと同じような、たくさんの子たちが残っているこの現実を受け止め、今、できることをされていらっしゃいます。

モモちゃんにも素敵なマイカーが(^^)


みんなの輪にちゃんと入っています


先住の双子のチビ姫たちは、新しいプリンセスにちょっと嫉妬(笑)  モモちゃんが飼い主さまのお膝に乗ろうとすると、我先にとちゃっかり座り、「ここは私の席!」とアピールしていました。


なんとも微笑ましいです

モモちゃん、これからはよろしくね 歯磨きだって頑張ろうね


モモちゃんより半年前にレスキューされたモモちゃんの兄弟とも再会しました。
どこにドライブに行くのかな~


獣医師として私ができる事をしっかりとやっていきたいと思います。

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com












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