東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
骨折したレモンちゃん
2014年11月25日 (火) | 編集 |
先日の往診症例です

ウサギのレモンちゃん

1ヶ月前に後ろ足を骨折し、ギプス固定を1ヶ月していました。


先週、かかりつけの病院でレントゲンを撮ってもらったところ骨はくっついてきており、状態が良いとのことで晴れてギプスを除去 

これでレモンちゃん、今までと同じ元気モリモリになると思った矢先・・・。

ギプスを外した翌日から元気食欲低下  数日たっても、うんちも小さい小さいのが少しだけ。。。

ウサギさんの便が小さくなったり数が少なくなったりするのは要注意です!!

あのかわいいまーるい体の殆どを腸で占めるウサギ

心臓や肺が存在する胸部領域は小さく、胃腸などが存在する腹部は体の割合にしてとても大きいのです。

ウサギは草食動物であり、牧草やペレットなどの大量の繊維物により腸を動かし、体の生理機能を保っています

胃腸がストレスや様々な原因で動かなくなると、あっいう間に腸管内毒素が産生され亡くなってしまう事もあります

レモンちゃんが通っているウサギ専門の病院はとても良い病院なのだそうですが、お家から電車で1時間くらいかかってしまうそうです

どうも、その移動のストレスでいつも病院後は少し具合が悪くなってしまうのだとか。

近隣にももちろん動物病院はあるのですが、ワンちゃんやネコちゃんと一緒の待合室はウサギさんの飼い主さまにとってはとても気になるところですよね

レモンちゃんの飼い主さまは、いつものことで明日には元気になるかなぁと思っていらっしゃったのですが、数日たっても回復しないレモンちゃんをみて、不安に思い当院にご連絡いただきました

さっそくお家に伺ってきました。

飼い主さまにレモンちゃんの性格をお聞きしたところ、普段は足ダン(怒って足で床をダンダンすること)なんかも良くするとのことでしたので、ひとまずあまり目も合わさず、静かに静かに近くに座り、飼い主さまから色々お話をお聞きしました

合間に横目でチラチラとケージにいるレモンちゃんの様子を確認

自分でケージ内を少し移動したり表情もそんなに悪い感じではありません。

ケージもとても清潔にされていて、レモンちゃんの足にも優しい床材。


診察するために、飼い主さまにケージから出して頂きました
確かに、やや逃げたい様子。  でもウサギが逃げたがった時こそこちらは落ち着いて!です

聴診や触診などをさせていただき、歩き方も確認しました。

レモンちゃんはもともとケージ内とお部屋1室を自由に移動できるように生活していたそうです。

ですが、骨折したため、1ヶ月前からはケージ内で生活。

そこで今回飼い主さまに次のようなご提案をしました。

・食餌は少しは食べることは可能なようなので、飼い主さまがいらっしゃるときはなるべく今まで同様お部屋を自由に動けるようにすること。

・野菜の切り方を変えてウサギの興味を引いてみること。

・嫌がらなければお腹のマッサージをすること。


試しに、お部屋にレモンちゃんを放してみました。

すると 一目散に今までおしっこうんちをしていたトイレに駆け込み、おしっこをしました




ウサギさんってすごい

そして少し部屋を探索したあと、大好きだった机の下にもぐっていきました。


やはり、ウサギには穴ぐらのような場所が嬉しいのですね

今日は輸液をして、いくつかアドバイスをさせて頂き診察終了。


その日の夜飼い主さまから、『あの後、小松菜を5枚も食べました!乾燥タンポポも先ほど食べました。』と嬉しい報告

翌日は、『今日も部屋で過ごしています。やっぱりこっちがいいみたいです。食欲は少しずつ戻りつつある感じです。一週間ぶりにペレットを少し食べました!』

なーんて嬉しいご報告 

でもまだ便が小さいようですし、食事量も少ないようなのでまだまだ気は抜けません

けれど、少しずつ回復に向かっているようで本当に嬉しいです

しばらくレモンちゃんのことが心配で眠れない日々が続いたという飼い主さま。

今日はゆっくりお休みくださいね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com





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