東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
鎮静下での歯科処置
2015年04月01日 (水) | 編集 |
先日の往診症例です

口の臭いがきつく、歯茎が真っ赤になっているということでご連絡いただきました

チッチちゃん今年で11歳です


チッチちゃんはとっても怖がりで病院では必ずおしっこを漏らしてしまうそうです

また、チッチちゃんの飼い主さまは保護活動にとても力を入れていらっしゃいます。

チッチちゃんの母親である猫ちゃんも一緒に保護し、チッチちゃんの1年違いの兄弟も一緒に暮らしています。

現在5頭の保護猫ちゃんと暮らしています

とにかく怖がり!シャーシャー怒ってしまう子もいれば、おしっこ漏らしちゃう子、ウンチ漏らしちゃう子、病院に連れて行くのはなかなか大変だそうです

また、元ノラ猫さんという点で、猫ちゃんたちの性格を踏まえ、大きな検査や処置は希望されていません。

口腔内の歯石と歯肉炎、本来であれば病院でしっかり検査と処置が必要ですが、飼い主さまのご希望と猫ちゃんの性格を踏まえ、鎮静をかけて自宅で処置することにしました

鎮静剤を投与して数分

肩に力の入ってカチコチに固まっていたチッチちゃんの全身の力が抜けてきました(*^^*)

ツンツンしてもムニャムニャしているところでケージから出し、お口の中をしっかり確認させていただきました

奥歯の歯石が歯茎を圧迫し炎症と感染を起こしています。


すでに歯は脱落していて、かろうじて歯石で固まって歯茎にくっついている状態でした

その部分をきれいにし、それ以外の歯も歯石を除去しました。


全部処置・治療が終わったところで、鎮静を解除する注射




数分後ムクッと起き上がり、いつもの自分の大好きな場所に戻って行きました

処置から数時間後、飼い主さまからチッチちゃんがいつも通りに戻りちゃんとおトイレに行く様子の写真を送ってくださいました


ちなみに!この宇宙船みたいなトイレ!全自動トイレだそうです(^^)

麻酔から覚めたチッチちゃんに寄り添うお姉ちゃんのコマルちゃん。


飼い主さまのお話ではお姉ちゃんのコマルちゃんはチッチちゃんの面倒を本当に良く見ており、10年間こうやって寄り添っているそうです


チッチちゃんとコマルちゃんのお母さんも一緒に生活するおうち。

きっと私たち人間からは想像できないようなFamily、communityが存在しているのでしょうね

何が一番必要な治療なのか、何が一番適している治療なのか、それはどんなに同じ病態であってもそのご家庭、その子によって違います

それはたくさんのお話を飼い主さまから伺って、その子をじっくり見て、初めて選択できるものです。

チッチちゃん、これからも元気にHappyに過ごしてね!

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック