東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
ドイツで出会う犬たち
2015年06月02日 (火) | 編集 |
10日間のお休み、ご迷惑をおかけいたしました!

5月は毎年、私事ではありますが、ドイツで日本舞踊の舞台があります。


毎年動物病院の研修と合わせるのですが、今回は日程の都合上、動物病院には行けませんでした

ドイツで出会った犬たちは、一言で言うと『本当におとなしい!』 吠えている犬が全くいないのです


私が滞在するDusserdorfは大型犬を飼っている方もとても多いのですが、『いたの!?』と思うほど静か

大きな犬も飼い主は片手でゆるりとリーシを持ち歩いています。


突然引っ張らないことがわかっているのですね

「散歩」という概念がないのかも。

「飼い主が行くところについていく」という風に見えるので、良い意味で犬のテンションが低いです(笑)。

犬自身の主張が全くないので犬が歩いていてもとても静かです。


他の犬が目の前を通っても、チラッと見たり、鼻がふんふんと動くことはあっても、それ以上は何もない。もしくは見ない(笑)

「自分は飼い主と歩いてるから」、「自分は飼い主と一緒にいるから」と伝わってきます

とても気持ちがいいです(*^^*)

4歳の娘も一緒にドイツに行ったのですが、娘が犬を触りたくて近付くと、飼い主はすぐに犬にお座りの指示を出し(しかも小さい声!)、犬はsmartに座ります。


「この子はとてもいい子だから触ってごらん」と。

犬たちは落ち着いていて必要以上に近づくわけでもなく、その場に座り触らせてくれます。

同じように静かに座っている犬でも「この子には手を出さない方がいいわ」と教えてくれる飼い主も。

自分の犬のことがよくわかっていて、そして飼い主はしっかり管理できています。

なぜこんなに静かなのか、なぜひっぱったり吠えたりする犬がいないのか・・・。

ドイツに住む方に聞いて見ました。もちろんあくまで一つの意見です(^^)

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ドイツ人は甘やかしてないですね。態度が悪いとドイツ語で徹底的に言い聞かせていますね。犬もご主人の目を見て聞いているのが凄いなと思います。自分の子供と同じような躾ですね
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また、別のドイツ人の方に聞いて見ました。
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ドイツは成犬をティアハイムから迎え入れる事もとても多いです。子犬にせよ成犬にせよまずトレーナーさんにつきます。
公園でたくさんの犬たちが集まってトレーニングを受けているのを色んなところで良く見ます。
そして、幾つかトレーニングの項目があり、できたらサインがもらえ、できなかったらできるまで頑張ります。

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お利口なのはきちんと目標をクリアしてきたのですね!

ドイツでは最初にしっかりトレーニングにつく方がとても多いです。しかも、その理由は、飼い主が社会でsmartに生活するため。自分が恥をかかないため。自分と犬が幸せになるため。

努力と確実な目標があるから静かなのだと思いました。

また、良い悪いは別として、日本のようにきれいにトリミングされている犬にはまったく出会いませんでした。
どちらかというとボサっとしています(^^) でもその子たちが静かに歩く姿はとても素敵です
内面のsmartさ

こちらはエスカレーターに乗る犬。 でも良く見ると足がプルプルしていました。 緊張があるのです(^_^;)


喜んでエスカレーターに乗るわけではない。 でも、飼い主が乗るというのだから大丈夫。そこにフォローするというのを感じます。


犬は、ペットでもアクセサリーでもない。だから犬も社会に溶け込んでいて過剰な周囲の反応がなく落ち着いているのだと感じます(^^)


こちらは電車の中


また、スイスに住む友人からこんなメールをいただきました。
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お隣スイスから失礼します。こちらは犬を飼うことに資格がいります。犬と一緒に共存のための訓練を犬も飼い主も受けねばなりません。加えて犬一匹に対して年間150フラン、約二万円の税金支払い義務が生じます。もちろん住む市町村に登録することも義務です。代わりに犬用のパスポートも発行されます。犬も社会の一員として尊重されるゆえ、躾及び訓練を徹底してるんですね。
「犬も社会の一員」まさに飼い主もその自覚が必要ですね。

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社会の中で人と暮らす犬。私たち飼い主が何を大事にすべきなのか、何に重きを置くべきなのか。
それを感じた10日間でした(^^)

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com


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