東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
チョコレートの"きのこの山” 食べちゃいました!
2015年10月21日 (水) | 編集 |
先日の往診症例です

フレンチブルドッグのグーちゃんです。


床に落ちていたチョコレート、”きのこの山”を2−3個食べてしまったということです

飼い主様さまはもちろんいつもグーちゃんが何か食べてしまわないように十分注意はされていますが、小さなお子さまがいらっしゃるので、どんなに気をつけていても事故は起こるものです

さっそくお家に伺ってきました

数時間前に食べてしまったグーちゃん、「遊びに来たの?」と言わんばかりに元気いっぱいです

心臓の音や血圧、粘膜の色などは今の所、問題なさそうです。

「チョコレート中毒」
一度は聞いたことがあると思いますが、実際にどんなことが起こり得るのかご存知ですか?

チョコレートに含まれる成分、メチルキサンチンアルカロイドにより急性に消化管や神経、心臓に中毒が起こります

嘔吐や下痢が見られたり、震えや行動異常、興奮、頻脈や呼吸障害などが出ることがあります。

症状が悪化すると心不全や呼吸障害を生じ亡くなってしまうこともあります

診断方法は基本的には、食べたという経歴と、上記にあげたような症状からの推測になります。

一般的ではありませんが血液検査などで化学分析も可能です

治療方法は、食べた直後であればチョコをお薬で吐かせることもあります。

活性炭などを飲ませて、毒素を吸着させることもあります。

嘔吐や下痢があるのであれば、それに対する対症療法。

チョコレートに含まれる成分は2~3日作用するので、チョコを食べた後、数日間は様子をしっかり見ます

グーちゃんは吐かせるには時間が経っていましたので、その他の治療を行い、解毒作用のあるお薬を処方し経過観察としました。

点滴中のグーちゃん


毎日連絡をいただいていますが若干ウンチがゆるくなったものの元気いっぱい


特に問題なさそうです。よかったーー!

実は数ヶ月前に1歳のパピヨンちゃんが、道に落ちていたお菓子のチョコを食べ、数時間後に血圧が一気に下がりショック状態に
そのまま病院に入院させたことがあります。その時改めてチョコの怖さを再確認しました

グーちゃん、何事もなくて本当に良かったです

事故はどんなに気をつけていても起こるもの。もし何か食べてしまった場合には、皆様もすぐにかかりつけの獣医師に相談なさってくださいね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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