東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
ペット共生マンションでのセミナー報告
2016年03月15日 (火) | 編集 |
先日、ペット共生型マンションのペット委員会の方から「ペットのしつけと健康管理セミナー」と題したイベントのお声がけをいただきました。

ペット委員会イベント


犬の行動学観点からのお話はトレーナーであるDOGSHIP代表の須﨑大さんから。
DOGSHIPhttp://dogship.com

獣医学の観点からのお話は私がさせていただきました。

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昔に比べ、日本もペット可能なマンションが増えてきました 

家族として一緒に暮らしているのだから、ペット可能なマンションや公共の場所が増えていくことは飼い主さまにとってはとてもうれしいことです。

でも、ペット可マンションであれ、まだまだ規約が多いのも現実

たとえば・・・
・エレベーターは一般とは別
・ペットが通って良い廊下の限定
・敷地内では抱っこする
・小型犬のみ
・2頭まで

 などなど。

犬を抱っこして敷地内を移動するってけっこう大変です・・。

2kgまでだったら余裕かもしれませんが、5kgになると荷物を持って犬を抱っこし続けるのは意外と大変

でも、そういった規約がある背景に、マーキングや吠えの問題が実際にあるからだと思います。

先日、大阪で犬のおしっこが原因で電柱が倒れるという事故が起きました

あの電柱は特に周りがコンクリートだった為に、土のようにおしっこが吸収されにくく、電柱への被害が大きかったようです。

テレビでもたくさんニュースで報道されていましたが、もっと皆さまに知っていただきたいことは、「散歩中のおしっこをしっかり管理できていますか?」ということ。

犬、特にオスはマーキングするのは当たり前と思われている方も多いと思いますが、オスだって、ちゃんとメスのように足を上げずに腰を落としておしっこすることは可能です。

また、逆にメスだって足を上げる子もたくさんいます。

お散歩中に我先にと言わんばかりに歩道や家の近く、お店の周囲でマーキングばかりしていたら、やはり、周りの方もあまり良い気はしませんよね。

でも、犬が匂いを嗅ぎ、そこに自分の情報を残し、他の犬と匂いの世界でコミュニケーションを取るのは犬として当たり前。

そして、とても大事なこと。

だから、私が飼い主さまに知っていただきたのは、お散歩中のおしっこって飼い主さまが管理できるし、また、管理していただきたいということ。

適切な場所を選んで、『ここでは思う存分匂い嗅いでおしっこしていいよ、でも、この歩道はマーキングはなしね』、そういったことをしっかり伝えられる関係性を何よりも大事にしていただきたいです。

それは、吠えも同じです。犬だから吠えて当たり前、走ってジャンプして当たり前。

だけど、『もうやめなさい』といった指示がしっかりと伝えられる関係性でいるのかということ

「歯磨きが嬉しい!大好き!」という犬はあまりいないけれど、飼い主さまが口元を触るという指示に従うことができる、そんな関係性を大事にしていきたいです。

DOGSHIPさんと何度もbrush upしてきたオーラルケアー。
オーラルケアーを可能にすべく取り組んできた飼い主さまと犬の関係性の構築は、散歩中の吠えやマーキング、唸る、咬むなどといった問題行動の改善にもつながることを実感しています。

ドイツでは犬を家に迎え入れた時、最初にしっかりトレーニングにつく方がとても多いです。

しかも、その理由は、飼い主が社会でsmartに生活するため。自分が恥をかかないため。自分と犬が幸せになるため。

日本ではまだまだ私たちに予備知識がなくても簡単に犬や猫が購入できてしまいます

でも犬と暮らすことがもっと楽しくなるように、そして、ペット可マンションの規約がもっとsmartになるように、このようなセミナーを通して皆さまにこれからもお伝えできたらと思っています
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お声かけくださったペット委員会の皆さま、そして、協賛くださいました TAURUS株式会社さま(歯磨きシート、歯ブラシなど)、ダブリュ・アイ・システム株式会社さま(ベジタブルサポート)に心より感謝申し上げます。

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com





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