東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
ドイツの犬たちー2
2016年05月22日 (日) | 編集 |
ドイツに来て約10日が過ぎました。

先日素敵なお花屋さんに可愛いゴールデンレトリーバーの子が
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5歳の娘が近づいても飛びつくことなく、お利口にお座りしてしっぽふりふり。
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またまたチャンス!

お話しを伺いました。
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今回も快く質問に答えてくださるご夫婦

やはり、この子もバッチリトレーニング受けたそうです

「犬と暮らしている約80%の人はトレーニング受けていると思います」とのこと。

そこで聞いてみました

「日本ではトレーニングはやや値段が高いイメージがあり受けていらっしゃらなかったり、継続されない方も多いのですが、ドイツではいかがですか?」


すると「もちろんドイツでも高いわよ!」

ドイツでは、アパートやマンションで犬と暮らす場合、やはり子犬であれ「吠えないこと」が条件となっているところが多いようで、犬と暮らす=しつけをする、そこに金額が発生するというのは当たり前のことのようです
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また、ご存知の通り、ドイツでは犬税がかかります。

救助犬や盲導犬などの特別の犬を除いてデュッセルドルフでは年間1頭あたり96ユーロ(約1万2千円)かかります。

2頭になるとデュッセルドルフでは1頭150ユーロ(約1万8千円)、3匹になると1頭180ユーロ(約2万2千円)とどんどん高くなります

また、ピットブルやブルドッグ、ブルテリア、ロットワイラーなどの定められた犬種やそのmixでは1頭あたり600ユーロ(約7万4千円)と一気に税金が高くなるようです

それぐらい、犬と暮らすということには当然ながら教育、お金、責任が伴うということをみんなが理解しているようです。

また、小型犬であれ、抱っこされている子はまずいません。犬用カートもありません。

もし、カフェやレストランで抱っこされていると、「どこか具合が悪いのか?」と他の方に聞かれてしまうほど

犬は床にいることが当然で、最高の家族であるのは間違いないけれど、犬は犬。人とは別という区別もしっかりされています。


犬の目線が高くなり人との目線が近くなるほど犬は勘違いしやすいと言われていますので、そういったこともみなさん当たり前のように気をつけていらっしゃるのかもしれません。

またペットショップでの店頭販売はもちろんありません。

ペットショップに販売されているものは、トリーツやリードや日用品。

お洋服やペットシーツはありません。

ドイツでは家の中で排泄させる習慣はありません。

基本的に外で排泄させます。

そういった習慣が、デパートやレストランなどの建物の中でも排泄しないことにつながっているのかもしれませんね
(排泄物の処理は日本の方が意識が高く感じます!ドイツでも飼い主が片付けることがマナーとされていますが、そのままのことも多々!)

長時間の留守番や、また、犬が家の中で吠え続けるようなことがあれば、虐待もしくは犬への教育不足とされ、近隣から通報が入ります

デュッセルドルフでは綺麗にトリミングをしている子や、綺麗に着飾っている犬は1頭もいません。

むしろ、どれだけマナーを守れるか、しつけが行き届いているかの方が、飼い主の評価につながり、何よりも飼い主と犬の自負につながるように感じます。

その意識が「ドイツにおける犬」のレベルの高さにつながるのだなと思います

毎日を過ごしてみると、当然犬が吠えている場面にも遭遇します。

しかし、吠えていないことが一般的なので、吠えるとものすごく目立ちます

駅で吠えてしまった犬の飼い主を見ていると、何やら犬にしっかり言い聞かせ、そして座らせ、吠えない状態にさせることをしっかり完結させていました。

今まさにトレーニング中なのかな

前回のブログにも書きましたがしつけは必須であり、それにはプロから学ぶトレーニングが必須であり、いつがトレーニング終了のタイミングなのかといえば、それは、飼い主が自分の犬をしっかりトレーニングでき、自分が暮らす社会で他の方に迷惑をかけることなく生活できるようになった時

そして、それを継続する義務が飼い主にはある。

決して犬がトレーニングを受けるのではなく、飼い主がトレーニングを受ける

どれだけスマートな生活を送れるかこそが、飼い主と犬の評価につながるということ。

そして、その上に飼い主と犬の関係性が生まれる

チョコレート屋さんの外で、犬がノーリードで飼い主がチョコを買うのを待っています  全くつながれていません
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娘が「すごーーーい!」と近づいても犬は娘を見ないように飼い主を待ち、(見ると気になっちゃうことが犬もわかっているのかな)チョコを買った男性が出てくると、素敵な笑顔で「さぁ行こうか!」と街の中に消えていく
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スーパーは基本的に犬が入れないので、外につないでいる方もいらっしゃるのですが、この子もノーリード、全く繋がれていない状態で待っています
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逃げないのかしら!?とこちらはドキドキしちゃうのですが、スーパーの中を気にする様子もなく、のんびり待っています

飼い主と犬の関係性が本当に深いのだと感じます。

飼い主の言うことは絶対で、そこに従うことに犬たちも喜びを感じているのだと伝わってきます。

改めて、犬との暮らし方に関してたくさんのことを勉強させていただいた10日間となりました。

日本の良いところもたくさんあります。その良さがより質の高いものとなるように、もっともっと私たち飼い主の意識を高められたら素敵ですねっ

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

コメント
この記事へのコメント
ドイツの犬
先生お元気ですか?
読ませてもらって、いろいろ反省する事も多々多く
勉強になりました。
先生のおかげでVieVieも元気になり日々の速さが10才を
迎えると加速したような気がします、空を飛ぶ鯨の話し素敵
ですね!
Kon VieVie
2016/05/24(火) 16:12:33 | URL | Kon VieVie #-[ 編集]
Re: ドイツの犬
Vie Vieちゃん!!!
お久しぶりです(^^)
コメントとっても嬉しいです♪
ブログ読んでいただいてとても嬉しいです。
もう10歳なんですね! また愛らしいVie Vieちゃんにお会いできる日を楽しみにしています。
空飛ぶくじら。私もpowerいただいています。

> 先生お元気ですか?
> 読ませてもらって、いろいろ反省する事も多々多く
> 勉強になりました。
> 先生のおかげでVieVieも元気になり日々の速さが10才を
> 迎えると加速したような気がします、空を飛ぶ鯨の話し素敵
> ですね!
> Kon VieVie
2016/05/24(火) 22:16:54 | URL | shimapet #-[ 編集]
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