東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
自宅での無麻酔歯石除去
2016年06月20日 (月) | 編集 |
先日の往診症例です

もうすぐ2歳のトイプードルとチワワのミックスひめちゃんです
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まだ生後数ヶ月の時から診させていただいています

先日ひめちゃんの飼い主さまからこんなメールをいただきました

「今までおうちではほとんど歯磨きをしていませんでした。
最近になって口臭も気になり始めたので、嫌がられながらハミガキに挑戦しています。
ただ、前歯などはなんとかできていますが奥歯がどうしても磨けず、奥歯が黄色くなり押した時に歯茎から血がでてしまいました。」


さっそくご自宅に伺ってきました

口の中を確認してみると、重度では全くありませんが、歯石が歯と歯茎の間にたまり始め、一部歯茎を圧迫しているところもあります

また、特に奥歯の裏側にも歯石が歯茎を圧迫し、その部分で少し炎症が起きていたので、匂いの元となっているように思われます

歯と歯茎の状態から、ひめちゃんは無麻酔でも問題ないと判断し、ご自宅で歯石除去を行いました

これがびっくりするくらいひめちゃんお利口さん

私は歯石除去も歯磨きも基本的には仰向けでおこなっています。

一人でやるので、もちろん両手を口腔ケアーに使うので一切押さえつけることはありません

押さえつけてやってしまうと、1度きりなら良いかもしれませんが、今後毎日ケアーすると考えた時、いかに犬たちにオーラルケアーが嫌じゃなかったと思ってもらえるかにもかかってきます。

私の膝の上でごろーーーんとひめちゃん
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手も足もふわっと曲がっていて力が入っていません

この状態でひたすらひめちゃんと穏やかに会話しながらおこなっていきます。
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お写真だとわかりにくいかもしれませんが、beforeとafterです。
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そして、実は、無麻酔でもお互いに穏やかに行える場合には歯周ポケットもきれいに処置できます

ひめちゃんも、歯周ポケットにも歯石がたまっていたのでそれを取り除き、歯の裏側の歯石も取り、口腔環境を改善するジェルを塗り、終了

飼い主さまにも見ていただきました

昨今、無麻酔歯石除去と麻酔下歯石除去の問題が取り上げられていますが、当院ではどちらも本当に大事だと思っています

今回のひめちゃんの場合、私は獣医師として、歯と歯茎の状態、そして何よりひめちゃん自身の様子も含め、歯科処置が必要と判断し、なおかつ、麻酔は必要ないと判断しました。

もちろん、2歳の子でも10歳の子でも麻酔が必要と判断し全身麻酔にて歯科処置することも多々有ります。

いつも大事にしたいのが犬と飼い主さまの関係性。 そして、犬とわたしの関係性。

また、今後自宅で歯磨きを飼い主さまにさせてくれないとすぐにまた歯石がついてしまうので、やり方も習得していただきます

犬がどのように考えているのか、いつおやつをあげたり褒めれば良いのか。

ひめちゃん、ぴっかぴかの歯でおいしいゴハンいっぱい食べてね

そうそうひめちゃんはパピーのころ涙やけにとても悩まれていました。

逆さまつ毛もないし、特に目の疾患でもなかったので、手作りゴハンにしていただきました

手作りにしてからひめちゃんの涙やけはすっかり改善

そしてとってもおいしそうに毎日食べてくれています。

ひめちゃんの今日のゴハンのお写真をいただいたのでちょっとご紹介

今日のメニューすりおろした人参(生)、ブロッコリー(ゆで)、ゆで卵、白米、ささみと砂肝(ゆで)
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パクパク食べて毎日元気なひめちゃんです。
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ひめちゃんと飼い主さまはパピーの時に、当院でトレーニングを担当していただいているDOGSHIPさんで家庭犬としての基本を学ばれています。

ひめちゃんの今の課題は「来客への吠え」

今後ますますステキになっていくひめちゃんの成長を私も一緒に勉強・確認できること、とても嬉しく思います。

さぁひめちゃん(飼い主さまっ

歯磨きは毎日ですよー

楽しんで頑張ってくださいね

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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