東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
ブリーダー崩壊から救われた命
2016年07月27日 (水) | 編集 |
今から3年前、あるブリーダーが崩壊し、約10畳のスペースで50頭もの犬たちと発見された中型mixのももちゃん

当時推定5歳くらい。

心優しい飼い主さまがももちゃんを家族に迎え入れてくださいました


性格はとても優しいももちゃん。でもどんな体験をしたのか、どんな思いをしたのか、自分をなかなか出すことができず多くのことを我慢しすぎてしまいます

ももちゃんの飼い主さまは私も大変お世話になっているDOGSHIPさんで、今も毎月トレーニングを受けていらっしゃいますし、当院の診察も毎月受けて全身チェックされています。
DOGSHIPhttp://dogship.com

犬たちにも心があり、生まれてきた時の性格はあれど、様々な環境要因で心も変化します

ももちゃんがどんな暮らしをしてきたのかはわかりませんが、保護犬の中には心に傷を持っている子たちもたくさんいるのは確かです。

そんなももちゃんがより犬らしく、より家庭犬らしく、より幸せになるために、飼い主さまがももちゃんと一緒にトレーニング受けていらっしゃいます。

ももちゃん、保護された当時はお耳がぐちゅぐちゅ

培養したり洗浄したり、今でもまだ緑膿菌という菌に感染を起こしているのですが、皮膚科専門医のアドバイスも受けながら治療中です。

さて、ももちゃん。

お口も一度ピッカピカにすることにしました

すでに8歳ぐらい。現在のももちゃんのお口では無麻酔での歯石除去では不十分と判断し、麻酔をかけて処置することにしました。

いつもお世話になっている荻窪ツイン動物病院さんで。
HPhttp://www.ogikubo-animal.com

ももちゃん、さすが、病院でも落ち着いています
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待合室でこの姿
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しかしながら、ももちゃんはてんかん持ち。

ももちゃんが極度に不安やストレスを感じないように、飼い主さまも私もずっと一緒に。
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術前検査で血液もレントゲンも超音波も全てパーフェクト

飼い主さまがガラス1枚隔てたところで見ていただける歯科専門治療室にて麻酔下での歯科処置を行いました。
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院長の町田先生はとても丁寧で美しい処置、毎回私も勉強させていただいています
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ももちゃん。過去にケージに入れられていたのか、ケージを前歯で噛んだような跡があり、その部分の歯が削られ、中の神経が今にも出てしまいそうな部分がありました

レントゲン写真で黒く抜けているところが神経です。(上顎、前歯のレントゲン写真です)
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矢印の神経は歯の表面までほんの数ミリしか距離がありません

ちょっと私の絵を(^^)
点線で書いたところが、本来あった歯ですが、削られています。
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全体的には軽度〜中程度の歯周病。 抜歯対象となるような歯はありませんでした

ももちゃん、よく頑張ったね

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目がさめると、飼い主さまにしっぽフリフリももちゃん
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麻酔の目覚めも大変良く、ホッと一安心です。

ももちゃん、ますます素敵な毎日を送ってね

来月もまた会いに行きます。

ももちゃん、歯磨き頑張ってね
トレーニングも一緒にがんばろうね

保護犬に対するトレーニング、飼い主さまケアー、犬たちの健康管理、とても大事なことだと思っています。

しまペットCLINIC
shima,.pet.clinic@gmail.com

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