東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
昏睡状態からの回復!命ってすごい!!
2016年09月13日 (火) | 編集 |
14歳のダックスのブーフくん。

昨年末胆嚢摘出手術をし、その後慢性膵炎、慢性肝炎と戦ってきました。

ここ数日具合が悪く、病院に入院していましたが、「昏睡状態なのでおうちで看取ってください」と退院されたそうです。

しかし、おうちに戻ってきたところ、夜中から少し動き出し、水を飲みたがったとのこと

本当にこのまま何もしなくて良いのかと不安になった飼い主さから連絡をいただき、すぐに伺いました

全身黄疸真っ黄色。意識レベルも低いです。低体温になっており、蓄尿パンパン
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すぐにマッサージとカイロで体を温め、カテーテルでおしっこを抜いたところ、200ml

そしておしっこに細菌感染があります

今回の虚脱はおしっこが出せないことと、急性肝炎によるものと判断し、すぐに輸液を開始。

1時間後体温が戻り始め、意識も上がってきました

もちろん肝臓はヒーヒー言っていますが、一番は膀胱の感染のコントロールが必要。

低体温から次第に39度の発熱に。体が戦ってる!

翌日熱が下がり始め、スイカやアイス、かぼちゃを食べられるようになりました。
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まだまだ状態はとても危険ではありますが、「ボクまだ生きるよ!」そんな風に言っているようです。

それから1週間、静脈内に輸液を流し、肝臓を保護し、体温を保持し、口にすることのできる水分(スイカ)をこまめに与えていただき、飼い主さまもあまり眠れない日々を過ごしました。

おしっこの菌は培養に出すと、殆どの抗生剤に耐性を示し、非常にやっかいです

今は皮下点滴に切り替え、毎日数回カテーテルでおしっこを抜いていただいています。


そんなブーフくん、ここ数日急に食事をたくさんとれるようになってきました

今まで一切受け付けなかったタンパク質もとれるようになり、排便もあり、非常に良い状態です!!

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全身真っ黄色だった皮膚もだいぶ薄くなりました



命ってすごい!


今週末採血予定です。


ブーフくん。本当にすごいね


動物の生きる力、飼い主さまの愛情、治療環境、全てがとても大事なのだということを感じます。
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しまペットCLINIC
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