東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
感謝状
2017年04月01日 (土) | 編集 |
8ヶ月前、入院してもこれ以上改善の見込みがないということで退院してきたチワワのまちこちゃん(通称;あち)。

重度の膵炎、心臓病、肝炎とのこと。すぐに往診に伺いました。

全身真っ黄色のあち。

飼い主さまの腕の中でぷるぷる震えていたあち。

肝臓の数値は機械では測りきれないほど高値を示していたあち。

でも、表情は悪くない。  しんどそうにもしていない。

きっとがんばれる。

飼い主さまもできることなんでもしたいという強いお気持ち。

その日から、ご家族、あち、私の治療・闘病生活が始まりました。

投薬、点滴、マッサージ、お風呂、食事、サプリ、たくさんのことを一緒に。

なかなか改善しない数値。時にご家族も落ち込むことも・・。

飼い主さまから言われたこの一言がとても記憶にあります。

「先生、あちはもう100%元気になるのは無理なんでしょうかね?」

でも、何をもって100%とするか。どこをもって100%とするか。

今そこにあちがいて、ご飯を食べてくれて、いいウンチをして、近くに歩いてきてくれて、みんなで穏やかな時間を過ごす。

それこそが100%だと思います。

先月、肝臓の数値が嘘のように改善し、とても喜んでいました。ですが少し前から腎臓は徐々に悪くなっており、早期対応を試みるも、今月に入り、数値が悪化。

一昨日伺ったとき、やや意識が朦朧とする中、それでも、大好きな飼い主さまを求めて歩くあち。

状態が危険であることを伝えました。

その翌日、昨日の朝、あちは虹の橋を渡りました。

余命数日と言われたあち。でも、8ヶ月もがんばりました。

もっともっと、命をつないであげたかった。もっともっと・・・そんな気持ちでいっぱいです。

でもあちがとても頑張っていたことも本当にすごいと心から感じます。

あちの飼い主さまから「感謝状」が届きました。

「今、頑張ってる皆様にも元気を与えたいです。動物との生活がどんなに素敵なのかを!」
とのお気持ちを頂戴し、こちらにその感謝状を掲載させていただきます。

あち、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

しまペットCLINIC
堀江志麻




しま先生 感謝状です。

【大切な家族との時間をありがとう!】

2017年3月の最後の日、まちこは何か遠くを見つめながら、安心しきった顔で早朝に旅立ちました。

生後2ヶ月で、岐阜から新幹線に乗ってきたまちこは、母犬と離れ離れになって、寂しくて寂しくて2週間泣き続けて声が出なくなるほどでした。

その後、やっと私に心を開き、叱られたことなど一度もない良い子でした。

トイレも自分で場所を決めました。いつも私のそばにいました。

食に対しては全く欲のない子で、私が仕事から帰宅するまで一口もご飯を食べないで待っていました。
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1年前の最初で最後の家族の日帰り旅行、軽井沢では、生まれて初めてのリードを付け、嬉しそうに歩いていました。
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その直後、体調が悪化し、入院するも良くならず、病院の冷たい柵と床の上でどんどん弱っていくまちこ。

そして、素敵なご縁でしま先生に出会い、自宅で、家族に囲まれながら闘病生活を8ヶ月も穏やかに送ることができました。
かけがえのない時間を先生は過ごさせてくださいました。ありがとうございました!

まだ10歳の娘も、命の尊さを彼女なりに学べたようです。

あち、桜が咲いたら、お花見に行こうね!

あなたは、いつまでも私の中にいるよ!

ありがとう!

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