東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
前庭疾患
2018年02月13日 (火) | 編集 |
先日の往診症例です

8歳のチワワ、ぽんちゃんです。

今朝から急にフラフラしていて、嘔吐もしているとのこと。

さっそく伺いました

ぽんちゃん、フラフラしていてまっすぐ歩けません

目を見るととっても揺れています

眼振です。

首も傾いています。(斜頚)

初日の眼振の様子


この症状はとっても特徴的で、動物の位置情報、平衡感覚を司る「前庭」という場所に何らかの異常をきたしています

前庭は、耳の鼓膜の奥に存在します。

大きく分けて、内耳の前庭付近での問題、もしくは脳神経を介して脳の問題に分けられます。

前庭障害の原因は様々で、中耳炎、内耳炎、原因不明の特発性、内耳の腫瘍、ポリープ、脳腫瘍など多岐に渡ります。

ひとまずぽんちゃんは眼振が強く、本人にとっては地球がぐるぐるまわって非常に気持ちが悪い状態。

吐き気をおさえ、炎症を抑える治療を行いました。
IMG_265p5.jpg


翌日はまだまだ眼振も強く、食欲もありません。
IMG_26p59.jpg


3日目の斜頚の様子


3日目わずかに眼振が治まってきて少し食欲が出てきました。
斜頚は強いまま。

7日目の眼振の様子


治療開始から1週間、ほぼ眼振は無くなりました。

しかし斜頚はかわらずあります。

飼い主様と現状を確認し、ぽんちゃんは今月MRIを撮影することにしました。

前庭疾患は症状は特徴的なので診断はすぐにできますが、原因の特定はMRIが必須となります。

ぽんちゃん、頑張ろうね!!

しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com



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