東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
わんちゃんの認知症(痴呆) その1   うちの子は?
2013年02月09日 (土) | 編集 |
こんにちは

今回は2回に分けてわんちゃんの認知症(痴呆)を取り上げたいとおもいます

1回目「うちの子は本当に痴呆なのか?」簡単な診断方法について

2回目は、実際に高齢のわんちゃんにどう接したらよいか、また便利なグッズや、サプリメントなどをご紹介します。

(※人医療では2004年から「痴呆」→「認知症」と呼び方が変わりました。)

【わんちゃんの認知症の定義】
「高齢化に伴って、一旦学習によって獲得した行動および運動機能の著しい低下が始まり、飼育困難となった状態」とされています。

当院でも、時々以下のようなご相談を受けることがあります
・おしっこがトイレでできなくなった(どこでももらしてしまう)
・夜鳴きがひどい
・夜中になると起きだし、部屋をウロウロしている。


中でも、やはり夜鳴きには頭を悩まされている方も多いです

【うちのワンちゃんは認知症(痴呆)ではないか!?】と疑ったとき、まず簡易的に診断する方法があります

◎簡易認知症(痴呆)テスト(13歳以上)
1.夜中に意味もなく単調な声で鳴き出し、止めても鳴き止まない。
2.歩行は前にのみとぼとぼ歩き、円を描くように歩く(旋回運動)。
3.狭い所に入りたがり、自分で後退できないで鳴く。
4.飼い主も、自分の名前もわからなくなり、何事にも無反応。
5.よく寝て、よく食べて、下痢もせず、痩せてくる。


【1項目で認知症を疑い、2項目以上で認知症と判定します】


上記の認知症テストで疑わしいと判断した場合には、より細かい認知症判断テストを行います。
(100点法による犬痴呆症の診断基準)

※簡易認知症テストで1項目以上チェックがついた方は、どうぞ遠慮なくメールくださいね!
100点法による痴呆テストをPDFにてお送りいたします!


日本では圧倒的に日本系雑種が認知症と判断されることが多いです。(全体の約50%)
続いて柴犬が35%くらい占めます。
洋犬ではヨークシャテリア、ビーグル、マルチーズ、シーズーが多いとされています(2%)

認知症と診断される犬の平均年齢は15~17歳。早いと11歳から見られます。



認知症は進行性の疾患であり、治療目標はある程度の認知力の改善と進行を緩やかにすることで、
ヒトの認知症と同様によりよい反応を得るためには、発症初期に薬物治療を含めた積極的な介入が必要になります

次回は、おススメのサプリメントやフード、グッズのご紹介、それから、高齢犬との上手な接し方をお伝えしますね
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