東京、千葉、神奈川、ペットの往診動物病院です。飼い主様の環境とその子にあった治療方法をご提案いたします。
わんちゃんの認知症(痴呆) その2  実際の付き合い方
2013年02月23日 (土) | 編集 |
今回は実際に高齢のワンちゃんにどう接したらよいかをご紹介します

まず、忘れてはならないのが、高齢の認知症のワンちゃんは、他の病気(例えば、腎臓病、肝臓病といった内臓疾患、関節疾患、腫瘍など)を併発していることも多いです

病気によっては高齢であっても適切な治療によって回復・維持できるものもたくさんありますので、定期的に健康チェックはしてくださいね

体温調節
認知症のワンちゃんは体温調節が苦手になります。まだまだ寒い時期!
この時期はヒトが暑いと感じるくらいで大丈夫です。
ワンちゃんの手足を触ってみてくださいね

視力・聴力
そばに近寄っても見えていないし、名前を呼んでも反応しないよくあることです

今までのように声でのコミュニケーションが難しくなりますが、その分、大好きな飼い主さまが体を優しくなでてあげることで、ワンちゃんは落ち着きます

突然触るとびっくりするので、ゆっくり優しく、そして常に触る順番を一定にしてあげてくださいね

食事・サプリメント
床にフードのお皿が置いてあると、首をかがめなくてはならないので、高齢のワンちゃんたちには少し辛い体勢になります
台の上にお皿を置いて高さを出すことで、よりスムーズにゴハンが食べやすくなります

高齢犬用に作られた療法食やサプリメントには、不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が多く含まれており、これらは神経細胞を安定させ、認知力、記憶力、活動性の向上が期待されます。
また、抗酸化剤も多く含まれ、脳血管血流量増加などの作用があり、認知力、記憶力、活動性の向上が期待されます。

療法食ではサイエンスダイエットのg/db/dも非常によい製品です。
g/dhttp://www.hills.co.jp/pd/products/dog/detail/g.shtml
gd.png

b/dhttp://www.hills.co.jp/pd/products/dog/detail/b.shtml
bd.png


一般食よりやや質の良いプレミアムフードではサイエンスダイエットプロのシニアも良いです。
http://mypet.hills.co.jp/product/dogfood/sdpd06.aspx


ロイヤルカナンのプレミアムフードであるVet'splanシリーズのエイジングケアも質が良いです。
http://www.royalcanin.co.jp/vets/product_dogs/AGEING+CARE/

サプリメントも本当にたくさんあります。

当院ではメイベットDCをお勧めすることがありますが、ワンちゃんや飼い主さまの好みに合わせていくつかご紹介させていただいております。
メイベット


夜鳴き・徘徊
大切なのは脳の活性化
1. 規則的な散歩(日光浴が大切です)
2. 新しいおもちゃ、考えさせるおもちゃを与える
3. 他のワンちゃんやヒトと会う
4. 新しい動作のトレーニング
5. 昼間は起きている時間帯を増やし、夜寝る前に適度な運動


しかし、それでもどうしても薬剤に頼らざる負えないときもあります

その場合には、クロミプラミン塩酸塩を使うこともあります。

このお薬はワンちゃんの活動性の向上、不安行動の抑制効果があります。

メディカルアロマ
抗不安、自律神経の安定作用、鎮静作用のあるマンダリン
自律神経の安定作用、鎮痛作用があるバジルなどをブレンドしたジェルを耳の内側に塗布します。

また、免疫を上げる効果のあるティーツリー、ラベンサラ、ニアウリCT1、パルマローザなどをブレンドしたジェルを耳の内側に塗布します。

ここに記載させていただいたのはほんの一部です。

高齢動物のケアは思っている以上に飼い主様の体力も、気力も使います。
でも、大切な家族だから、少しでもお互いがより良い生活ができるように、お手伝いさせていただけたらと思っています。
往診で伺い、その子が今住んでいる環境を確認し、適切なベッドや寝かせ方などのケア方法、その子に合ったフード、サプリメントなどをご案内させて頂いています。

お口のケア、被毛のケア、必要があれば点滴などもさせて頂きますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。


しまペットCLINIC
shima.pet.clinic@gmail.com

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